こんにちは!
YT Creative StudioのYTです。
いつも当ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
2022年5月18日よりスタートした新企画「流木 Reuse DIY」。

少し期間が空いてしまいましたが、
拾ってきた流木を洗浄して乾燥させるまでの工程をご紹介したいと思います。
- 流木の洗浄と乾燥はどうやるの?
- 海と川の流木は違うの?
といった内容を具体的に分かりやすくお答えします。
最後まで是非お付き合いをお願いします。
流木を洗浄・乾燥
先日、知多半島の海岸へ出向いて沢山拾ってきた流木達。
そのままの状態で放置していたのですが、時間ができたので、
今日は洗浄から乾燥までしていきたいと思います。
沢山拾ってきた分、洗浄作業も大変になりますし、
あまり一度に大量に拾ってくるのは、お勧めしませんww

上記画像はバケツ1杯目。
全部でバケツ3杯の流木になりました。
欲張りすぎると後が大変という事ですね。。
流木を洗浄する
それでは流木を洗浄する工程をご紹介したいと思います。
その前に、近所の公園の水道をお借りして今回流木を洗浄しました。
この場を借りてお礼をしたいと思います。
ありがとうございました!
流木を洗浄する時の注意点やポイントをご紹介します。
流木はよ〜く洗う
流木は真水ででよ〜く洗浄します。
海岸に落ちている流木には、塩化ナトリウムや塩化マグネシウム塩素が含まれています。
オブジェ作りや家具に使うなどの場合は、問題ありませんが、
念の為、真水をよく洗浄することをお勧めします。
アクアリウムに利用するなら、アク抜きは必須!
アクを抜かずに水槽に入れるのは絶対NGです。
アクアリウム用の流木は、基本的に海で拾った流木を使うのはNGです。
アクアリウムに使うなら、川から拾ってくるのがベストです!
川に落ちている流木には、塩素が含まれないのでアクアリウム用に使用するのはOKです。
ただし、そのまま水槽に入れてしまうと、あくが出てしまうので、
必ずあく抜きをするようにしましょう。
あく抜きをする際には、流木が入るサイズの発泡スチロールや衣装ケースなどを用意して、
重曹を入れたお湯の中に数日間浸けておく事で、あく抜きは可能ですが、
時間がかかってしまうので、大きめの鍋で1時間程、煮沸消毒が一番お勧めです。
煮沸消毒をすれば中の菌などを死滅させることができます。
また煮沸することで、水槽の中に沈むようになりますが、
沈むようになるまで、水を入れ替えながら6ヶ月程かかるようですので、かなり根気のいる作業になります。
隙間までしっかりと洗浄する
海や川で拾ってきた流木には、当然ですが砂やゴミが流木の隙間などに付いています。
隙間以外の部分は、タワシやスポンジで擦ることで簡単に取り除けますが、
隙間に入ったゴミはなかなか取り除くのが難しいので、
使い古した歯ブラシなどで、擦り取ってください。
腐っている部分は取ってしまう
洗っている最中に木の腐っている部分があったら、
そのまま手やタワシで取り除いてしまいましょう。

後で加工が楽になりますし、皮の隙間にも砂やゴミが入っている事があるので、
それらも取り除けて一石二鳥です。
流木を乾燥させる
ここまでくれば後は流木を乾燥させるだけです。
夏の時期で天気のよい日中であれば、丸一日くらい天日干ししておけば、
かなり乾燥させることができます。
基本的には、2〜3日くらい放置しておけば、
中までしっかりと乾燥してくれるはずです。
乾燥が不十分だと…
流木の乾燥が不十分だと、加工する時に失敗に繋がりやすいので、
必ずしっかりと乾燥させる事がコツです。
せっかくのお気に入りの流木が台無しになってしまうので、
乾燥はしっかりとがポイントです。
乾燥が終わった後の保管方法
中までしっかりと乾燥が終わったら、すぐに使わない場合、
流木を保管しておく必要があります。
流木の保管方法として、再び空気中の湿気を吸ってしまわないよう、
密閉した容器(衣装ケースなど)の中で保管をします。
容器の中に、できれば乾燥剤(シリカゲルなど)を一緒に入れて、
湿気の少ない押入れなどで保管をしてください。
まとめ
流木はお金をかけずに入手できて、小物作りや家具作りなど、
様々な形に変えることができるので、大変有り難い自然の副産物です。
流木を拾ってなにか作ってみたいという方は、
近くの海や川に出かけてみてはいかがでしょうか?
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